足の捻挫というと聞きなれた言葉になりますが靭帯損傷であるため、すぐには治りません。
足の靭帯は左右で7本あり、どの部分の損傷かで治療も変わります。
生活環境にもよりますがフローリング、アスファルトなど地面は固く足は衝撃を受けやすく、その負担が膝や腰の痛みの原因となる事もあるので、放置はいけない疾患です。
また足の甲の部分も関節、靭帯はあるのでその部分も捻挫しますよ。

■外反母趾
足の親指が内側に入る変形の事をいい女性に多い疾患です。また偏平足も合併する場合が多くやはり地面からの衝撃を逃がしにくく様々な負傷原因となります。

■自宅での対処法
まずは15分保冷剤で冷やして仰向けになり心臓より足を上げて安静にしてください。
飲酒、入浴は炎症が増して腫れが強くなるので３日間は控えてください。
外反母趾は5本指ソックスなど足が内側に入らないようにする事が大切です。
同時に偏平足も合併するのでインソールで衝撃を和らげる事も大事です。

■当院では
捻挫は腫れを超音波治療器で早期に腫れを引かせテーピング、包帯で固定します。
早期受診が再発を防ぐためには大事です。症状として激痛は３日、痛みは１週間、違和感の除去は１か月かかります。他の症状を合併しないようにしっかり治療しましょう。
外反母趾はテーピング、矯正で拇趾が内側に入らないように又、偏平足の予防として足底筋のトレーニングで症状を緩和させます。
当院はインソールをお勧めしているので測定器で自分に合ったインソールを作ることも出来ます。